日中法律家交流協会
交流及び活動実績
1974年12月~2013年3月(個人を除く)
- 1974年12月、第一次日本弁護士訪中代表団(団長、柏木 博・元協会会長他7名)の訪中以来、協会派遣の訪中団は、92団体。
- 1979年11月、北京市法制工作者訪日代表団(団長、李源・北京市人民法院副院長他5名)訪日以来、司法各機関の協会招待による訪日代表団は、60団体。
- 協会及び会員個人による留学生、研修生の受け入れと協会研修委員会における研修。
- 日中経済法シンポジウム、日中青年弁護士交流大会等の開催。
- 会報の発刊。
2013年4月~2014年3月(個人を除く)
- 4月27日、在日中国弁護士連合会と共催(中国大使館・領事部後援)して「在日中国人法律相談会」を実施した。相談内容は入管関係にとどまらず、家事、労働、近隣問題など生活に密着した相談が多岐にわたった。
- 8月1日~5日、若手会員を中心に全人代法制工作委員会招待「青年弁護士訪中団」を組織し、北京、武漢、上海を訪問した。2日に北京において法制工作委員会と共催し「中国の立法とパブリックコメント及び相続法の改正」についてシンポジウムを開催した。
- 9月11日、全人代法制工作委員会訪日団(孫鎮平国家法室副主任団長)が来日し、日弁連訪問・法律事務所訪問・座談会を開催し、歓迎会を催した。
- 11月5日、2013年度新人オリエンテーションを開催した。当協会理事長髙木喜孝弁護士が「中国の企業の法と制度」について講演した。講演後の懇親会に多数参加し、若手会員が多数入会した。なお、2012年9月から2014年3月までの新入会員数は47名である。
2014年4月~2015年3月(個人を除く)
- 5月31日、昨年に続き在日中国弁護士連合会と共催(中国大使館・領事部後援)して「在日中国人法律相談会」を実施した。
- 6月17日、全人代法制工作委員会訪日団が来日し、法テラス本部、日弁連会長訪問・座談会を開催し、歓迎会を催した。
- 8月21日~25日、若手会員を中心に国務院法制弁公室招待「青年弁護士訪中団」を組織し、北京、曲阜、泰山を訪問した。北京において国務院法制弁公室と共催し中国法シンポジウム「消費者権益保護法等」を開催した。
- 8月29日、西蔵自治区人代常務委員会訪日団が来日し、最高裁・法務省訪問、厚生労働省にて老齢年金等諸制度の研修を開催し、歓迎会を催した。
- 11月2日~8日、法制工作委員会招待により「シニア訪中団」を組織し、北京、桂林、霊渠、漓江、上海を訪問した。
- 11月16日~19日、法制工作員会定期交流訪日団が来日し、内閣法制局、衆議院法制局を訪問し、歓迎会を催した。同訪日団はその後静岡を訪問し、静岡県弁護士会との交流を楽しんだ。
- 12月1日、2014年度新人オリエンテーションを開催した。当協会理事長髙木喜孝弁護士が「中国の不動産に関する法と制度」について講演した。例年通り講演後の懇親会には多数が参加した。
2015年4月~2016年3月(個人を除く)
- 4月4日、昨年に続き在日中国弁護士連合会と共催(中国大使館・領事部後援)して池袋にて「在日中国人法律相談会」を実施した。
- 8月20日~24日、若手会員を中心に全人代法工委招待「青年弁護士訪中団」を組織し、北京、山西省、五台山、平遥を訪問した。北京において法工委と共催し中国法シンポジウム「立法法改正、環境法改正」を開催した。
- 12月7日、2015年度新人オリエンテーションを弁護士会館クレオにて開催した。講演後の懇親会には多数が参加し、参加者と会員との活発な交流が行われた。
- 12月13日、本年2回目の在日中国弁護士連合会と共催(中国大使館・領事部後援)の「在日中国人法律相談会」を池袋にて実施した。
- 1月13日、日比谷聘珍樓にて新年会が行われた。
- 3月23日、法曹会館にて協会の定例総会が行われた。
2016年4月~2016年9月(個人を除く)
- 5月29日、昨年に続き在日中国弁護士連合会と共催(中国大使館・領事部,全日本華僑華人連合会協賛)して池袋にて「在日中国人法律相談会」を実施した。
- 8月25日~29日、若手会員を中心に「青年弁護士訪中団」を組織し、全人代法工委の紹介を得て最高人民法院と中国法シンポジウム(司法改革)を開催した。その後、河北省承徳を訪問した。
2016年10月~2017年3月(個人を除く)
- 10月19日~22日、山岸会長を団長とする中国法学会招待の訪中団が訪中。吉林省長春における「日中韓法律セミナー」に参加した。
- 11月6日~9日、法制工作委員会の訪日団(団長、楊明侖法規届出審査室主任)が日本の「違憲立法審査権」の研究のため、来日し、衆議院法制局、最高裁判所を訪問し、その後静岡を訪問、静岡県議会を訪問し、静岡県弁護士会と協会の静岡の会員の歓迎を受けた。
- 12月7日、弁護士会館において、「新人・若手のための中国法オリエンテーション」(第7回)を開催した。当協会理事長の髙木喜孝が「中国人との離婚調停・訴訟」を講演し、在日中国人弁護士を囲む座談会を開いた。
- 3月29日、埼玉弁護士会館において、「中国法セミナー(中国人との離婚訴訟、中国人の相続)」を開催し、横浜、静岡に次いで協会の中国法セミナーを展開した。
2017年4月~2018年3月(個人を除く)
- 2017年6月10日、池袋において、在日中国弁護士聯合会と共催(中国大使館協賛)し「在日中国人の為の法律相談会」を開催した。
- 2017年8月24日~28日、全人代法制工作委員会の招待で、「2017年青年弁護士訪中団」を派遣し、「中国の民法総則」についてシンポジウムを実施した。その後、寧波・紹興・広州を訪問し、各地の人民代表大会の歓迎を受けた。
- 2017年9月18日、ローエイシア・東京大会に参加の法学会訪日団を歓迎する午餐会を開催した。
- 2018年2月2日、福岡において、福岡弁護士会と共催して「中国法セミナー」を開催した。
2018年4月~2019年3月(個人を除く)
- 2018年5月12日~17日、法制工作委員会の訪日団(許安標副主任団長)が日本の「環境法制」の研究のため、来日し、当協会会員のアテンドにより環境省、参議院法制局等を訪問し、その後北九州・福岡を訪問、福岡県議会を訪問し、福岡県弁護士会と協会の福岡の会員の歓迎を受けた。
- 2018年5月26日、在日中国弁護士聯合会と共催(中国大使館協賛)し「在日中国人の為の法律相談会」を開催した。
- 2018年9月16日~20日、全人代法制工作委員会の招待で、「2018年青年弁護士訪中団」を派遣し、「中国の環境法制」についてシンポジウムを実施した。その後、厦門を訪問し、各地の人民代表大会の歓迎を受けた。
- 2019年2月25日、弁護士会館において、「新人・若手のための中国法オリエンテーション」を開催した。
2019年4月~2020年3月(個人を除く)
- 2019年5月18日~22日の間、司法部の趙大程副部長を団長とする訪日団が来日した。協会は歓迎会を主催し、さらに衆議院法制局訪問を設定し、訪日団の希望にこたえた。なお、従来交流のあった国務院法制弁公室は、2018年の組織改正で司法部と合体した。司法部訪日団は、法務省を訪問し、また刑務所見学など視察をした。
- 2019年6月8日、在日中国弁護士連合会と共催・中国大使館協賛で、2019年度「在日中国人のための法律相談会」を挙行した。
- 2019年8月22日~8月25日、法制工作委員会の招待を得て「2019年青年弁護士訪中団」を派遣した。北京では、アリババ北京本部を見学し、中国政法大学・国家法律援助研究院呉宏耀院長の歓迎を受けた。北京知財法廷を視察した、法制工作委員会と共催で、「中国外商投資法・個人情報保護法及び民法典各論の編纂状況に関して法律シンポジウムを開催した。同シンポジウムでは、法制工作委員会から日本の民事法についても事前に質問が寄せられ、訪中団から回答する交流があった。
- 2019年11月12日、協会協力者の何琳北京師範大学助手の『中国の捜査法』(学位論文)の出版祝いを開催した。
- 2019年12月9日、「新人・若手のための中国法オリエンテーション」を開催した。
2020年4月~2024年3月(個人を除く)
- 2020年6月30日、定時総会 講演 津上 俊哉氏「中国経済と米中『新冷戦』の行方」(法曹会館)
- 2021年5月25日、定時総会 講演 朱晔氏「中国の法文化を踏まえた民法典の特色について」(ZOOM)
- 2021年10月29日、ウェブ講演会 小口彦太氏 「中国法『依法治国』の公法と司法」(ZOOM)
- 2022年3月25日、定時総会 講演 高見澤 磨氏「中国にとって法とは何か」(ZOOM)
- 2023年1月19日、「新人・若手のための中国法オリエンテーション」(ZOOM)
- 2023年3月31日、定時総会 講演 射手矢 好雄「中国ビジネス法大全」(ZOOM)
- 2023年5月23日、法制工作委員会とのZOOMによる中国法シンポジウム(ZOOM)
- 2023年6月17日、在日中国弁護士聯合会との共催による「在日中国人の為の法律相談」(池袋)
- 2023年9月7日~11日、2023年度法制工作委員会訪日団来日(東京)
- 2024年2月14日、「新人・若手のための中国法オリエンテーション」を数年ぶりに対面で開催した。同日に協会の新年会も行い在日中国弁護士聯合会の会員も参加した。